パナマハットは、コーディネートを上品に仕上げる、おしゃれメンズの必須アイテムの一つです。年齢を問わず世界中で愛用されるパナマハットですが、南米エクアドルで主に作られています。高級なものは、職人によって一つ一つ丁寧に作られ、同じものは二つとありません。

ここでは、便利な折りたたみタイプのパナマ帽も取り扱うTHE FAT HATTERが、パナマハットの製造工程についてご紹介いたします。唯一無二でおしゃれなパナマハットをお求めの方は、ぜひご覧ください。

パナマハットができる過程

パナマハット素材

パナマハットは南米エクアドルで作られ、長い間地域経済の柱とされていました。職人によって一つ一つ丁寧に作り上げられるパナマハットは、快適で美しい伝統工芸品です。

パナマハットはトキヤ草で作れる

パナマハットは工場で大量生産されるわけではありません。現在でも昔と変わらない伝統的な方法で生産されています。原料となるトキヤ草(パナマ草)はエクアドル発祥の植物で、大きな葉は3mほどになります。パナマ帽に利用されるのは柔らかい内側のみで、美しいアイボリー色をしています。

大切なトキヤ草は、農場で大切に栽培され、太陽が昇りきる前の朝のうちに刈り取られます。集められたトキヤ草は、分別、洗浄を経て、太陽光で自然乾燥させます。必ず自然光で乾燥させるため、雨や湿度の高い時は作業ができず、手間と時間がかかります。

職人のよる編み込み

トキヤ草が充分に乾燥した後は、いよいよ編み込み作業に入ります。トキヤ草は100%天然素材で太さがまちまちなので、機械で編むことはできません。パナマハットは、すべて職人による手作りです。

編み込みにかかる時間はトキヤ草の太さによって異なり、早くて1週間、素材が細いものでは数ヶ月に及ぶこともあります。高級なものほど細い素材を使い細かく編み上げるため、軽く、耐久性が良いものになります。こうした職人の技により、パナマハットはまるで皮のように柔らかく滑らかに仕上がります。

脱色もしくは染色後、成形

トキヤ草の段階で脱色されることもありますが、編み上げられた後に脱色・染色されることもあります。色を白くするため、硫黄に数日漬けられます。天日で乾燥後、型にはめられ、職人が手作業でカタチを整えます。

装飾品をつけて完成

リボンやベルトなど、装飾品をつけて完成です。最後まで職人による手作業が続きます。

メンズ必須のパナマハットをお求めの方は、THE FAT HATTERをご利用ください。質の良いこだわりのパナマハットを豊富に用意しています。折りたたみタイプもありますので、ぜひチェックしてください。

パナマ人はパナマ帽を被らない?

その名前から、パナマ人が被っている帽子と思われがちなパナマ帽ですが、実際にはエクアドル発祥のもので、パナマ人はパナマハットを被りません。
実際に、パナマでもおみやげ物としてパナマハットは売られていますが、ほとんどのパナマ人はエクアドル産のパナマ帽ではなく、別のパナマ帽を被っています。

ややこしい話なのですが、パナマ人の被るパナマ帽とエクアドル産のパナマ帽はデザインが違います。現地ではカンペシーノ帽(農民帽子)と呼ばれ、エクアドル産のものはコロンビア帽と呼ばれています。

ただし、パナマのおしゃれなメンズは、ファッションアイテムとしてエクアドル産のパナマ帽を被ることもあります。

メンズの折りたたみ可能なパナマハットはTHE FAT HATTERへ

世界中で有名なパナマハットはパマナ産ではなく、エクアドルで作られるものであり、職人により丁寧に手作りされています。製造には時間がかかり、職人の技が光る美しき伝統工芸品です。

THE FAT HATTERでは、折りたたみのできる便利なタイプも販売しています。上品なメンズファッションアイテムをお探しの方には、どんなファッションにもきまるパナマハットをおすすめします。

メンズだけではなく、レディースのパナマハットもご用意していますので、ぜひお買い求めください。

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