秋冬のおしゃれアイテムとして人気のフェルトハットですが、フェルトにはビーバー・ウサギ・羊などの種類があります。

ここでは、帽子専門店のTHE FAT HATTERが、フェルトハットの種類と特徴についてご説明いたします。上質でおしゃれなフェルトハットをお求めの方、また折りたたみ可能な帽子をお求めの方はぜひTHE FAT HATTERをご利用ください。

手芸などで利用されるフェルトですが、実は獣毛からできていることはご存知でしょうか？

ここでは、ビーバーの毛からできているフェルトの特徴についてご紹介いたします。フェルトハットの素材の中でも、ビーバーは最高級品として有名です。

その特徴は、

• 毛が細かく柔らかい
• スウェードのようにきめ細かい
• 薄手で柔らかい
• 張りがある
• 防寒、耐久性に優れる

などがあります。

ビーバーの毛皮は高級品として流通したため、19世紀の初めには数が激減しましたが、現在では保護法のもと、生態系の回復が進められています。とは言え、まだまだ毛の流通が少なくたいへん希少であり、縮絨・仕上げにも時間がかかるため、ビーバーのフェルトハットは高価で取引されています。

ビーバーのフェルトハットは、見た目にもはっきりと違いが分かる高級素材であり、その豊かな風合いと手触りは、他の素材と比べることはできません。まさに帽子通が憧れる最高級の逸品です。

THE FAT HATTERでは、極上のビーバーフェルトハットを製造・販売しています。ビーバーフェルトの良さを最大限に活かした技法で仕上げていますので、本物をお求めの方におすすめです。折りたたみ可能な帽子もありますので、おしゃれで上品なフェルトハットをぜひお買い求めください。

ウサギの毛を利用するラビットファーは、高級素材として人気があります。

その特徴は、

• 毛が直毛できめ細やか
• 軽くて手触りが良い
• 保温性に優れ暖かい
• 染め上がりがきれい

などがあります。

またウサギの毛は扱いやすく、仕上げのバリエーションも豊富です。
種類としては、

• プレーンファーフェルト：毛足が短くスッキリした印象
• ファインスエード：毛足の短い起毛加工で上品な印象
• ベロア：毛足が長く重厚な印象

などがあります。

縮絨には時間がかかりますが、密度が高くしなやかで上質なフェルト素材であり、長く愛用できるおしゃれな帽子の素材には最適です。

羊毛のウールフェルトは、比較的安価に作ることができ、一般的なフェルトハットの素材以外にも広く利用されています。羊毛は、直毛のビーバーやウサギとは異なる縮毛で、繊維の表面がうろこ状になっています。

その特徴は、

• 保温性に優れている
• 吸湿性・発散性に優れ、夏でも湿気を含みにくい
• 染色性に優れ、色落ちしにくい
• 弾力性に富み、型崩れしにくい

などがあります。

ウールフェルトにはグレードがあり、長い繊維が原料のトップ（梳毛 ）と短い繊維のノイル（紡毛）に分けられます。トップのほうがきめ細かく肌触りの良い仕上がりになります。

ウールのフェルトハットは、素材によって品質も価格も様々です。選ぶ時にはおしゃれだけでなく、肌触りが良いかも確認するようにしましょう。

ビーバー・ウサギ・羊の毛からできたフェルトは、ファーフェルトと呼ばれています。中でもビーバーは最高級品であり、THE FAT HATTERでも多数取扱っています。

また、THE FAT HATTERでは、折りたたみ可能なフェルトハットもご用意しています。おしゃれで便利、高品質のフェルトハットをお求めの方はTHE FAT HATTERをぜひご利用ください。